おとな音楽院【池袋・新宿・渋谷・吉祥寺のピアノ、バイオリン、サックス教室】

大人のための音楽教室。個人レッスンのほか部活の一員となり、みんなで音楽をたのしんでいきます。ピアノ、バイオリン、フルート、サックスなど11コース!

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バイオリンの構え方

バイオリンの構え方ー弓の持ち方4・薬指

それでは、続いての指に参りましょう。

親指・中指の支柱ができたら、
次は薬指です。

これは、親指・中指の支柱の補強と考えてください。
弓をコントロールする上で、
より安定させるためのものです。

薬指を弓に置く際に大切なことは、
「理想の形」で掲載した写真のように、
中指と薬指の間に、自然な間隔ができることです。

くっつきすぎず、離れすぎず、
あくまで自然な間隔が大切です。

指の置く位置ですが、
これは手の大きさによって個人差がありますが、
だいたい、第一関節あたりを弓の上あたりに、
指の腹はフロッグに軽く触れるくらいが良いでしょう。

これで、弓を支えるための柱ができた状態ですので、
親指・中指・薬指だけで、
安定して弓を持てなければいけません。

かつ、これが難しいのですが、
力を入れずに、リラックスした状態で
弓を安定させるのが大切です。

そのためには、慣れも大いに大切ですので、
時間をかけて、しっかりと良い形で慣らしていきましょう。

バイオリンの構え方ー弓の持ち方3・中指

それでは、続いての指にいきましょう。

親指ができましたら、次は中指です。
中指は、親指の対になる指と考えてください。

「理想の形」で掲載した手の甲が上を向いている
写真の形で、人差し指を少し外してみてください。

写真のように、親指と中指で輪ができると思います。

この形が非常に大切です。
弓を持っても同じように、親指と中指で輪ができるように
中指を置きます。

おおよそ第一関節あたりが弓に当たるように、
親指と輪ができるようにすると、
以下の写真のようになると思います。

逆方向からですと、

こんな感じです。

弓を持つ上で、親指と中指がまず非常に重要になります。
支柱と言っても良いかもしれません。

まず、しっかりとこの2本の指を配置してから、
次の指にいきましょう。

バイオリンの構え方ー弓の持ち方2・親指

それでは、理想の形に近づけていくために、
それぞれの指を順を追ってご説明したいと思います。

重ねてお話いたしますが、
弓の持ち方は、皆必ず同じになることはありません。

それぞれの手の大きさ・形にあったものにしなければ
むしろ不自然になりますので、
あくまで、最終的には先生なり、知識のある方と決めていくべきです。

とはいえ、手の大きさ等に関係なく、
「こうした方が良い」ということがいくつかありますので、
それは守って頂けると良いかと思います。

では、まず親指についてご説明いたします。

親指で大切なことは、「理想の形」で載せた写真のように、
自然なクの字のカーブを描くことです。

弓を持った際に、関節が伸びて反ってしまってはいけません。
必ず、クの字に関節を柔らかくしておくことが大切です。

伸びて反ってしまうと、微妙な力加減など
細かい動作がほぼ不可能となります。

それでは、親指はどこに当てるか。
写真のように、フロッグと指当ての間に木が出ているところに
親指を当てます。

そして、親指を当てる際に、
必ず、指の腹ではなく、指の頭で
真上から当てることが大切です。

親指の腹を弓に当ててしまうと、
必ず関節が伸びてしまいます。

初めは弓を落としそうに感じるかもしれませんが、
しばらくそれで慣れれば、その感じも落ち着くはずです。

弓を持つ上で、親指は非常に重要ですので、
早めに良いクセをつけるようにいたしましょう。

バイオリンの構え方―弓の持ち方1・理想の形

前回お話しましたように、
バイオリンの構えはシンメトリーでないので、
不自然の中に自然さを求めることが必要となります。

では、自然さとは何でしょう・・・

これはバイオリンに限らず、あらゆることに言えるのですが、
究極は、脱力状態です。

バイオリンをやっていくとわかるのですが、
左手よりも右手(弓)の方が数倍難しいです。

ですので、早めに良い弓の持ち方のクセをつけることが
とにかく大切になります。

いろいろな参考書やレッスンを受けていると、
大抵、画一的に同じような弓の持ち方にしようとします。

一人ひとり、手の大きさ、指の長さが違うのにです。
それはあまりにも、無理があります。

それぞれに合った、理想の、脱力した弓の持ち方があるのです。

では、それはどういったものか?

まず、右手を下にぶら~んと完全に脱力して、ぶらぶらさせてください。

その状態のまま、すっと上に手をあげてみてください。

すると、下の写真のようになると思います。

そのままの状態で、手首を柔らかく、手の甲を上に向けると

このような形になると思います。

理想を言えば、このままの形で弓を持ち、弾くことが一番自然な状態となります。

・・・とはいえ、最初からそうできたら苦労しないので、
次回から、この形になるために
順を追ってご説明したいと思います。

バイオリンの構え方 イントロ

バイオリンのレッスンをさせて頂く上で、
構え方や、よくご質問頂くことについて
数回に分けて連載したいと思います。

バイオリンは他の楽器と比べ、特に最初が大切な楽器です。
楽器を始める際は、独学は絶対にお勧めできない楽器のひとつです。

それは、バイオリンの持ち方が少々特殊であるからです。
故に、変なクセが付きやすいのです。

バイオリンの構え方で変なクセがついてしまうと
ある程度の曲を弾こうとしたときに、ほぼ不可能に近くなってしまいます。

ですので、最初に正しい持ち方・構え方で、良いクセを
早めにつけてしまうことが、何より大切になってきます。

逆を言えば、最初のこの段階を抜けてしまえば、
とりわけ他の楽器に比べ、バイオリンが難しいということはありません。

バイオリンは構えた時に、絶対にシンメトリー(左右対称)にならない
とても不自然な楽器です。
(他にもシンメトリーにならない楽器も多くありますが・・・)

その不自然さの中に、自然さを求めるという、
非常にパラドックス的であるけれども、合理性の高い、
なんとも不思議な楽器であります。

それがとても魅力的で、人を引き付ける要素の一つなのかもしれません。

次回から、レッスンを受けられた後に、もう一度復習したいというお声が多い、
弓の持ち方、左手の構え方について、解説していきたいと思います。