ギターの弾き語り(ひきがたり)とは?演奏しながら歌える簡単な方法

ギターを始めたいと思ったときに憧れるのが「弾き語り」です。ギターを弾きながら歌えると、まるでプロのアーティストのように自分だけの音楽を表現できます。

ちょっと昔の人は「流し(ながし)」とかって言っていましたよね!

でも初心者の方にとっては「どうやって同時に弾いて歌えばいいの?」「楽譜が読めないとできないのでは?」と不安もあるはずです。また「ギターを触ったことがないのにいきなり弾き語りなんて無理では?」と感じている方もいるかもしれません。

実は、弾き語りはコツさえ掴めば誰でも挑戦できる演奏スタイルです。難しい楽譜の知識がなくても、コードの押さえ方をいくつか覚えるだけで、好きな曲を歌いながら演奏できるようになります。

3つぐらいのコードを覚えて抑えるようになれば弾けてしまう曲もあります!!

この記事では、弾き語りの意味・魅力・練習の進め方をわかりやすく解説し、初心者が最短で楽しめる練習法まで丁寧に紹介します。

弾き語りとはどんなもの?

弾き語り(ひきがたり)」とは、ギターなどの楽器を演奏しながら同時に歌うスタイルのことです。シンガーソングライターやフォーク歌手がよく取り入れる演奏方法で、ギター一本と歌声だけでも十分に表現ができるのが魅力です。路上で演奏しているストリートミュージシャンも弾き語りをしている人は多く、ギター1本で路上で歌を歌って「かっこいいなぁ」と感じた経験があると思います。

普段ロックバンドなどしていても、たまにアコギ1本で歌ってくれたりすると超かっこよくて憧れますよね!

特別な機材を使わなくても、曲と歌詞を自分のスタイルで届けられるので、多くの人が憧れる演奏方法です。

弾き語りに使われる楽器

弾き語りといえばギターが代表的ですが、ウクレレやピアノ(キーボード)でも弾き語りは楽しめます。その中でもアコースティックギターが最も広く使われている理由は、音量が大きく持ち運びやすく、コードを押さえるだけで豊かな伴奏が作れるからです。電源や機材が不要なため、どこでも手軽に演奏できる点も弾き語りとの相性が良いです。

弾き語りとソロギターの違い

ギターの演奏スタイルには「弾き語り」のほかに「ソロギター」があります。

ソロギターとは歌を伴わずにギター1本でメロディと伴奏を同時に演奏するスタイルで、クラシックギターやフィンガースタイルギターがその代表です。ソロギターはメロディと伴奏を1本の弦楽器で同時に演奏するため、技術的な難易度が高くなります。弾き語りはギターを「伴奏」として使うため、ソロギターよりもはるかに取り組みやすく、初心者にこそおすすめのスタイルです。

弾き語りを始めるにはどう練習する?

初心者が弾き語りを始めるとき、まずは「コードを押さえてジャーンと鳴らす」ことからスタートします。最初はCやGなど、よく使う基本コードを覚え、リズムに合わせて手を動かすことを繰り返します。その後、簡単な歌を合わせて歌ってみると、自然に「弾き語り」の形になっていきます。難しい理論や楽譜の知識がなくても、シンプルな練習を重ねれば誰でも挑戦できます。

ギターで弾き語りをする場合には、ギターは伴奏でよいので、コードという和音の押さえ方をいくつか覚えれば簡単にできる曲も多々あります。クラシックギターなどでソロギターをできるようになるよりも、アコースティックギターで弾き語りの方が簡単にできると思います。

ステップ1 基本コードを覚える

弾き語りの練習は「コードを覚えること」から始まります。コードとは複数の弦を同時に押さえて鳴らす「和音」のことで、ギターの弦を指定の場所に押さえると決まった和音が鳴ります。まず覚えるべき基本コードは以下の通りです。

コード名 特徴 使われる曲の傾向
C(シー) 明るい響き。最初に覚える定番コード ポップス・フォークに頻出
G(ジー) 力強い響き。CとセットでよくCGの進行に使われる ロック・ポップスに多い
Am(エーマイナー) 哀愁のある響き。マイナーコードの基本 バラード・感情的な曲に多い
F(エフ) 人差し指で全弦を押さえる「バレーコード」。最初の難関 ほぼすべてのポップス曲に登場
Em(イーマイナー) 押さえやすく最初に覚えやすいマイナーコード 幅広いジャンルで使われる
D(ディー) 明るく弾みのある響き ポップス・カントリー系に多い

C・G・Am・Emの4つのコードだけで演奏できる曲は非常に多く、まずこの4つを覚えることを目標にすると良いでしょう。

ステップ2 ストロークのリズムを覚える

コードを押さえたら、次は右手(利き手)でリズムよく弦を弾く「ストローク」の練習です。最初は全弦を上から下に一度に弾き下ろす「ダウンストローク」だけで十分です。メトロノームや曲に合わせて一定のリズムでストロークする感覚を体で覚えることが大切です。

慣れてきたら下から上に弾き上げる「アップストローク」を組み合わせ、ダウン・アップを交互に繰り返す「オルタネイトストローク」に挑戦してみましょう。この段階でコードを押さえながらリズムよく弾けるようになれば、弾き語りの土台は完成です。

ステップ3 コードチェンジを練習する

弾き語りでつまずきやすいのが「コードチェンジ(コードの切り替え)」です。C→G→Am→Fなど、曲の進行に合わせてコードを素早く切り替える練習が必要です。最初はコードチェンジのたびに音が止まってしまいますが、繰り返し練習することでスムーズに切り替えられるようになります。コードチェンジを練習するコツは「次のコードの形を頭でイメージしながら弾く」ことです。

ステップ4 歌を合わせる

コードを押さえてストロークができるようになったら、歌を合わせてみましょう。最初はギターの演奏に意識が集中してしまい、歌が後回しになってしまうことがほとんどです。そのような場合は「コードの切り替えを半自動化できるくらい弾き込む」ことが先決です。弾くことに意識を使わなくて済むようになると、自然に歌にも意識が向けられるようになります。

記事本編の前にちょっとだけご案内させてください!
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上達の近道は「真似して繰り返す」こと

ギター初心者が一番つまずきやすいのは「どうやって弾きながら歌えばいいの?」という部分です。でも実は、上手な人がどんな風に弾き語りしているのかを見て、それを真似して何度も繰り返すのが最も効率的な練習方法です。特にワンフレーズだけに絞れば、すぐに弾きながら歌えるようになることも珍しくありません。自分でゼロからやろうとせず、映像で「手の動き」や「歌い出しのタイミング」を学ぶことがコツです。

真似から始めるメリット

ゼロから自分で考えて練習するよりも、上手な人の演奏を真似することには大きなメリットがあります。まず、正しいフォームや弾き方を最初から身につけられるため、悪いクセがつきにくいです。また、「どんな音が出るべきか」という音のイメージが先にできるため、自分の演奏との差を感じながら修正しやすくなります。動画教材やYouTubeで好きなアーティストの弾き語り動画をスロー再生し、手元を徹底的にコピーする練習は、独学での上達を大きく加速します。

1曲を最後まで通さなくていい

初心者のうちは「1曲を最初から最後まで完璧に弾く」ことを目指す必要はありません。まずはサビだけ、Aメロだけ、という形で短いフレーズを弾き語れるようにする方が達成感を得やすく、モチベーションが続きやすいです。「サビだけ弾き語りできる曲を3曲作る」という目標が、初心者には最も取り組みやすいでしょう。

弾き語りはすごく楽しい!!

弾き語りの魅力は、演奏と歌が一体となって自分だけの表現ができることです。好きな曲をギター一本で弾きながら歌えたとき、達成感とともに「音楽をやっている!」という実感が湧いてきます。特に、友達や家族に披露すると驚かれることも多く、自信にもつながります。初心者の段階からでも、簡単な曲を1曲マスターできれば音楽の楽しさが一気に広がるでしょう。

弾き語りができると広がる世界

弾き語りができるようになると、音楽の楽しみ方が大きく広がります。キャンプやバーベキューの場でギターを弾いて歌えると場が盛り上がり、一気に「ギターが弾ける人」として周囲から一目置かれるようになります。また、弾き語りの技術は自分で作った曲(オリジナル曲)を演奏する基盤にもなります。「いつか自分の曲を作って歌いたい」という夢を持っている方にとっても、弾き語りの習得は大きな一歩です。

さらに、弾き語りで覚えたコードの知識は、他のジャンルの演奏にも応用できます。バンドでリズムギターを弾く、ピアノで弾き語りに挑戦する、ウクレレに持ち替えるなど、一度コードの感覚を身につければ様々な楽器・演奏スタイルへの応用が利きます。

弾き語りにおすすめの曲(初心者向け)

初心者が弾き語りを始めるにあたって、コードが少なくリズムがシンプルな曲から挑戦するのがおすすめです。以下のような特徴を持つ曲が取り組みやすいです。

  • 使用コードが3〜4種類以下の曲
  • テンポがゆっくりめの曲(急いでコードチェンジしなくて済む)
  • 自分がよく知っていて歌詞を覚えている曲
  • サビのメロディがシンプルな曲

自分が好きな曲・歌いたい曲を選ぶことが、練習を続ける最大のモチベーションになります。最初から完璧に弾こうとせず、まず「サビだけ弾き語りできた」という小さな成功体験を積み重ねていきましょう。

初心者でも安心!古川先生のギター弾き語り講座

「楽譜が読めないから無理かも」と思っている方でも大丈夫です。古川先生のギター講座では、ビデオを見ながら先生の弾き方をそのまま真似することで、誰でも弾き語りを楽しめるようになります。コードの押さえ方やリズムの取り方も映像で丁寧に解説されているので、初心者でも安心です。

特にこの講座では、ワンフレーズから始めて徐々に1曲通して弾けるようになる流れが組まれており、30日あれば簡単な弾き語りができるようになることを目指せます。「あの曲を自分で弾きながら歌えるようになった!」という感動は、ギターを続ける大きなモチベーションになるはずです。

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このレッスンでできる曲

「若者たち」作曲:佐藤勝
「TRUE LOVE」作曲:藤井フミヤ
「ルージュの伝言」作曲:荒井由実
「空も飛べるはず」作曲:草野正宗
「涙そうそう」作曲:BEGIN
「なごり雪」作曲:伊勢正三

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