カルロジョルダーノVS-1の評判は?初心者向けバイオリンセットを徹底レビュー

バイオリンを始めようと思ったとき、多くの方が最初にぶつかる壁が「楽器選び」です。「入門用の楽器って安いけど大丈夫なの?」「ちゃんと音は出るの?」という不安を持つのは当然のことです。

その中で、初心者向けバイオリンとして長年高い人気を維持しているのがカルロジョルダーノ VS-1です。多くのバイオリン教材・セットでも採用されており、「入門用バイオリンの定番」と言える存在です。

この記事では、カルロジョルダーノVS-1の特徴・セット内容・実際の評判を詳しく解説します。「教材とセットになっているこの楽器で本当に大丈夫?」という不安を解消する参考にしてください。

カルロジョルダーノとはどんなブランドか

カルロジョルダーノ(Carlo Giordano)は、日本の楽器商社マックコーポレーションが展開する弦楽器ブランドです。製造は中国で行われていますが、品質管理は日本のスタッフが行っており、「価格は手頃だが品質は安定している」という評価で、入門用バイオリンの定番ブランドとして広く認知されています。

近年は中国製バイオリンの品質が大きく向上しており、カルロジョルダーノはその中でも特に評判の良いブランドのひとつです。子ども用の分数バイオリン(1/16〜3/4サイズ)も充実しており、成長に合わせた買い替えにも対応しやすいラインナップになっています。

VS-1の基本仕様

項目 内容
サイズ 4/4(フルサイズ)〜1/16まで幅広く展開
表板 スプルース(松系の木材)
裏板・側板・ネック メイプル(楓)
指板・糸巻き(ペグ)・あご当て エボニー(黒檀)
テールピース 4アジャスター内蔵タイプ
カルロジョルダーノ VNS-260(ナイロン弦)
価格帯 セットで2万〜4万円程度

VS-1の特徴:価格以上のクオリティ

本格的な木材を使用

VS-1の大きな特徴は、この価格帯でありながら表板にスプルース、裏板・側板にメイプルという、上位モデルと同じ素材構成を採用している点です。指板・糸巻き・あご当てにはエボニー(黒檀)という耐久性の高い木材が使われており、安価な入門モデルにありがちな「プラスチック製パーツの多さ」を感じさせない作りになっています。

ナイロン弦による弾きやすさ

VS-1には標準でナイロン弦(VNS-260)が張られています。入門用バイオリンにはスチール弦が張られることも多いですが、スチール弦は音が硬く、調弦(チューニング)も難しい傾向があります。VS-1のナイロン弦は柔らかく豊かな音色が特徴で、初心者でも扱いやすい仕様になっています。

4アジャスター内蔵テールピース

VS-1(特にVS-1Wと呼ばれる改良版)はテールピースにドイツ・ウィットナー社製の4アジャスター内蔵タイプを採用しています。アジャスターとは弦の微調整を行うネジで、4本の弦すべてに付いていることでチューニングの安定性が大幅に向上します。初心者がペグ(糸巻き)だけで調弦するのは難しいため、このアジャスターの存在は非常に大きなメリットです。

VS-1セットの付属品

VS-1は楽器本体だけでなく、バイオリンを始めるために必要なアイテムが一式セットになっています。

付属品 内容
BV-101(専用設計の弓)
肩当て VSR-200
松脂(ロジン) ハイダージン12VJ
ケース TRC-100(ブラック)

これらが揃っているため、購入後すぐに練習を始められます。個別に揃える手間とコストを考えると、初心者にとって非常にコストパフォーマンスの高いセット内容といえます。

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実際の評判・口コミ

VS-1に関する購入者の声を見ると、価格に対する満足度の高さが目立ちます。

  • 「この価格でまともなバイオリンは見たことがない」 →価格帯から想像する以上のクオリティに驚く声が多く見られます
  • 「ニスの仕上げがテカテカしているのはご愛嬌」 →見た目の仕上げについては好みが分かれる部分もありますが、性能面への不満は少ない傾向です
  • 「ペグの調子もよく、チューニングがスムーズ」 →ウィットナー製テールピースの効果で、初心者でも調弦がしやすいという声が多いです
  • 「練習に必要な物が揃っており、とても良いセット」 →付属品の充実度に対する満足度も高いです
  • 「松脂が固くて使いにくかった」 →付属の松脂については、人によって使いにくさを感じる声もあります。気になる場合は別途松脂を購入するのも良いでしょう

全体として「価格を考えれば十分すぎる」「入門用として申し分ない」という評価が多く、入門用バイオリンとしての満足度は非常に高いことがわかります。一部の付属品(松脂など)について気になる場合は、上位品に買い替えることで快適性をさらに高めることもできます。

VS-1が向いている人

  • アコースティックバイオリンの自然な音色で練習したい方
  • 本格的な木材を使った楽器で基礎から学びたい方
  • 必要なアイテムを一式揃えて、すぐに練習を始めたい方
  • 子どもの分数サイズから大人のフルサイズまで、成長に合わせた選択をしたい方
  • 住宅環境的に、ある程度の音量で練習できる方

VS-1で練習を始めるときのポイント

VS-1は入門用として非常に優れたバイオリンですが、購入してすぐに最高の音が出るわけではありません。以下のポイントを押さえることで、より快適に練習を進められます。

松脂を弓の毛にしっかり塗る

付属の松脂を使う場合も、最初はしっかりと弓の毛全体に塗り込んでください(10〜20往復程度)。松脂が足りないと弦が振動せず、音がかすれたり全く鳴らなかったりします。

チューニングを毎回行う

4アジャスター内蔵のテールピースのおかげで、初心者でも比較的簡単にチューニングできます。練習前には必ずチューナーを使って4本の弦を正確に合わせましょう。

正しい構え方・弓の持ち方を最初に身につける

楽器が良くても、フォームが間違っていると上達のスピードは大きく変わります。正しい構え方・弓の持ち方は、映像教材などを活用して最初にしっかり確認することをおすすめします。

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まとめ

項目 評価
素材・作り スプルース・メイプル・エボニーを使用。価格以上の本格的な構成
音色 ナイロン弦による柔らかく豊かな音色。初心者にも扱いやすい
チューニングのしやすさ 4アジャスター内蔵テールピースで初心者でも調弦しやすい
付属品 弓・肩当て・松脂・ケースが一式揃っており、すぐに練習開始できる
総合評価 入門用バイオリンとして高い満足度。コストパフォーマンスに優れる

カルロジョルダーノVS-1は、「入門用だから音が出ない・すぐ壊れる」という不安を持つ必要のない、価格に対して非常に満足度の高いバイオリンです。アコースティックな音色でしっかりと基礎を身につけたい方には、安心して選んでいただける一台です。

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