情熱大陸の曲をヴァイオリンで弾きたい!ヴァイオリン初心者の練習方法

情熱大陸の曲をバイオリンで弾きたい!

バイオリンを始めた人なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

私もそうでした。テレビで葉加瀬太郎さんがあの弓を滑らかに動かしながら情熱大陸を演奏する姿を見て、「いつかあれを弾けるようになりたい」という気持ちがバイオリンを始めた大きな理由のひとつでした。

でも最初の半年間、私は情熱大陸のあの冒頭フレーズさえ満足に弾けませんでした。指は思うように動かない、弓はかすれる、リズムはバラバラ。楽譜を見ながら一人で練習していても「これで合っているのか?」という不安が常につきまとい、正直、何度も諦めかけました。

転機になったのは、動画教材でプロの手元を見ながら「真似して弾く」練習に切り替えたときです。

情熱大陸を弾きたい人は絶対見て!こんな風に練習して弾けるようになる!


それまで独学でなんとなく弾いていたのが、フォームも弓の使い方も全部間違っていたことに気づきました。正しい方法で練習し直してから、3ヶ月後には情熱大陸のサビを人前で弾けるようになりました。あのときの達成感は今でも忘れられません。

この記事では、情熱大陸の難易度・練習方法・上達のコツを、同じように悩んでいる初心者の方へ向けて具体的に解説します。

情熱大陸とは?なぜこの曲が人気なのか

『情熱大陸』は、毎週日曜日に放送されているドキュメンタリー番組で、さまざまな分野で活躍する人物に密着し、その生き様や信念を描き出す人気番組です。この番組のテーマ曲は、作曲家でありヴァイオリニストでもある葉加瀬太郎さんによって演奏されており、番組名と同じく「情熱大陸」というタイトルで親しまれています。

軽快なリズムとエネルギッシュなメロディが特徴で、ヴァイオリンの音色の美しさと躍動感が一体となったこの楽曲は、多くの人の心を惹きつけてやみません。テレビで何度も耳にしている曲であることから、クラシックに馴染みのない人でも口ずさめる親しみやすさがあります。また、演奏する側にとっても「この曲を弾けるようになりたい」という憧れを持ちやすい楽曲のひとつです。

バイオリン初心者が情熱大陸を目標にする理由

バイオリンを習い始める動機として「情熱大陸を弾きたいから」という声は非常に多いです。理由はいくつかあります。まずテレビで何度も聴いた曲なのでメロディが頭に入っており、「自分が弾いている音が合っているかどうか」を耳で判断しやすいこと。次に、曲自体がポップで親しみやすく、クラシックの難曲と違って「弾けるかもしれない」という感覚を持ちやすいこと。そして何より、この曲を弾ける人が周囲にどれだけかっこよく見えるか、バイオリンを始めた人なら痛いほどわかると思います。

「情熱大陸が弾ける人になりたい」という動機は、バイオリン練習を続ける上で非常に強いエネルギーになります!

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情熱大陸はヴァイオリン初心者でも弾ける?難易度を正直に解説

情熱大陸のメロディー自体は比較的明快で覚えやすく、一見すると簡単そうに思えるかもしれません。しかし実際にヴァイオリンで演奏してみると、リズムの細かさやテンポの速さ、弓の切り替えなど、基礎的な技術がしっかりと必要になる場面が多くあります。

情熱大陸の技術的な難しさ

情熱大陸を弾く上で初心者が特につまずきやすいポイントを整理します。

難しいポイント 具体的な内容 対策
テンポの速さ 原曲は速く、指の動きと弓の切り替えを素早く行う必要がある まず半分以下のテンポで練習し、徐々に上げる
リズムの細かさ 16分音符や付点音符が混在し、リズムが複雑 メトロノームを使い、一音一音をカウントしながら弾く
弓の切り替え(ボウイング) ダウンボウとアップボウの切り替えが頻繁で、音が途切れやすい 弓の切り替え部分だけを抜き出して繰り返し練習する
スラーとスタッカート 滑らかにつなげる音と、短く切る音が交互に出てくる それぞれの奏法を別々に練習してから合わせる
ポジション移動 曲の後半で高音域のポジションに移動する箇所がある 第3ポジション以上の練習を別途行い、移動に慣れる
音程の精度 速いパッセージで音程が狂いやすい ゆっくり弾いて正確な音程を確認してから速度を上げる

「弾けそうで弾けない」という絶妙な難易度が、情熱大陸をバイオリン初心者の最大の目標にし続けている理由でもあります。

どのレベルから挑戦できる?

目安としては、開放弦と第1ポジションで基本的な音が出せるようになった段階から、冒頭のテーマフレーズへの挑戦は始められます。完全に通して弾くには第3ポジション以上の習得が必要になりますが、サビの核心部分だけなら第1〜第2ポジションの範囲でも演奏できます。「全部弾けなくてもいい、まずサビだけ」という気持ちで取り組むと、達成感が得やすくモチベーションが続きます。

初心者が情熱大陸を弾けるようになるための練習方法

まずはヴァイオリンのチューニングや姿勢、弓の持ち方といった基本をしっかり確認しましょう。情熱大陸のようなテンポ感のある楽曲は、弓の運びやリズム感がとても重要です。特にスラー(複数の音をひとつの弓で滑らかにつなげる奏法)やスタッカート(音を切る奏法)などのテクニックが盛り込まれているため、それぞれを分解して練習するのが効果的です。

ステップ1 基本フォームと弓の使い方を見直す

私が半年間弾けなかった原因は、弓の持ち方と運弓フォームに根本的な問題がありました。間違ったフォームで練習を続けても音は安定せず、速いフレーズではすぐに腕が疲れます。情熱大陸を弾く前に、一度自分の弓の持ち方・弓のスピード・弓圧を確認することをおすすめします。鏡の前で演奏するか、動画で自分の手元を撮影して確認する方法が効果的です。

ステップ2 テンポを落としてメロディをなぞる

原曲の速さにこだわらず、最初はメトロノームでテンポを落として、音程やリズムを正確に取りましょう。目安としては原曲の半分から3分の1程度のテンポから始めます。「遅すぎるくらいでいい」と思ってください。ゆっくり弾いても音程が不安定な箇所は、速く弾いてもさらに不安定になります。まずゆっくりで完璧に弾ける状態を作ることが最短ルートです。

ステップ3 難しいフレーズは分解して練習する

弓のアップダウンの切り替えやポジション移動が難しい部分は、2〜3音ずつ区切って反復練習します。特に情熱大陸の冒頭テーマの「タタタタ・タタタタ」という16分音符のパターンは、まず右手(弓)だけで空弦を使ってリズムを叩く練習をしてから、左手の指使いと合わせると習得しやすいです。

ステップ4 カラオケ音源やピアノ伴奏と合わせる

慣れてきたら伴奏付きで練習することで、リズム感や曲全体の流れをつかむ練習になります。YouTubeで「情熱大陸 カラオケ バイオリン」「情熱大陸 伴奏」と検索すると、バイオリンのパートを抜いた伴奏音源が見つかります。伴奏に合わせて弾くことで、一人で弾いているときには気づかなかったリズムのズレや音程の乱れが明確になります。

特に大切なのは「ひとつのフレーズだけでも弾けた!」という達成感を感じることです。たとえ最初は1フレーズしか弾けなかったとしても、そこから音楽の楽しさを味わうことができれば、それが次のフレーズへの原動力になります。

ステップ5 録音して自分の演奏を客観的に聴く

スマートフォンで自分の演奏を録音して聴いてみてください。弾いているときは気づかない音程のズレ・リズムのムラ・音色の粗さが、録音を通じて聴くと驚くほどよくわかります。最初は「こんなに下手だったのか」とショックを受けるかもしれませんが、これが最も効率的な「自己修正」の方法です。週に一度録音して聴き比べると、上達の実感が持てるようにもなります。

なぜ独学だけでは限界があるのか

私が半年間足踏みしていた一番の理由は、「自分の何が間違っているのかわからない」ことでした。楽譜通りに指を動かしているつもりなのに、なぜか音がかすれる、リズムが崩れる。原因がわからないまま同じ練習を繰り返しても、悪いクセがどんどん固まっていくだけです。

バイオリンは特に最初のフォームが重要で、間違ったフォームで練習した時間が長いほど、後から修正するのが難しくなります。これはギターやピアノより顕著です。独学で情熱大陸を目指している方が壁にぶつかりやすいのは、「正しいフォームで弾いているかどうか」を自分で判断できないことが最大の原因です。

上達の近道は「上手な人の真似」から始めよう

自力で楽譜を見ながら練習するのも大切ですが、やはり上手な人の演奏を見て、真似することは上達への近道です。池田先生が教えるヴァイオリン講座では、「情熱大陸」を含む人気曲を題材に、具体的なボウイング(弓使い)や指の動きを丁寧に解説しています。

動画で演奏を見ながら、繰り返し真似して練習することで、初心者でも感覚的に「こうすればいいのか」と理解しやすくなります。特に情熱大陸のようなリズミカルな曲は、楽譜だけでは表現しきれない"ノリ"のような要素があるため、実際の演奏を目で見て体感することが重要です。

動画教材で変わったこと

私が動画教材で練習を始めて最初に気づいたのは、自分の弓の持ち方が根本的に違ったことでした。小指がスティックから離れていて、弓先での音が不安定になる原因だったとわかりました。楽譜を見るだけでは絶対に気づけない部分です。

先生の手元をスロー再生して見て、自分の手と比べて、修正する。このサイクルを繰り返すだけで、1ヶ月後には音のかすれがほぼなくなりました。情熱大陸のあの冒頭フレーズが「それっぽく」聴こえてきたとき、3年分の感動が一気に来た気がしました。

「ワンフレーズでも弾けるようになると、それだけで嬉しい!」という気持ちが次のステップにつながっていきます。情熱大陸のメロディを自分のヴァイオリンで奏でる日を目指して、少しずつ練習を積み重ねていきましょう。

情熱大陸を弾けるようになると世界が変わる

情熱大陸のサビを人前で弾いたとき、周囲の反応が変わりました。「えっ、弾けるの?」という驚きと「すごい!」という言葉をもらえたとき、バイオリンを続けてきて本当によかったと思いました。

バイオリンは最初の半年〜1年が最もつらい時期です。音がかすれる、音程が合わない、弓が震える——これは全員が通る道です。でも正しい方法で練習を続けていれば、ある日突然「弾けてる感覚」がやってきます。情熱大陸という明確な目標があるからこそ、その日まで練習を続けられるのだと思います。

「いつか情熱大陸を弾きたい」という気持ちを持っている方へ。楽譜を眺めて諦めないでください。正しい方法さえわかれば、必ず近づけます。

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収録曲

  • きらきら星
  • 第九 歓びの歌
  • アメイジング・グレイス
  • 見上げてごらん夜の星を
  • アイネ・クライネ・ナハトムジーク
  • カノン
  • 誰も寝てはならぬ
  • 情熱大陸

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